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2023.12.28印刷物
最終更新日:2024年8月23日
チラシデザインのコツとは?レイアウト、配色、テクニックをプロが解説
チラシを見た際の印象に「デザイン」がもたらす影響は非常に大きいです。
その為チラシを作成する際にデザインに気を付けなければと思うのですが、どういうデザインにしたら良いのか悩みますよね?
本記事では、お悩み解消として自分で作る時も、チラシ制作会社に依頼する時にも役立つ「チラシのデザインのコツ」をお伝えいたします。
■チラシのデザインのコツとは?
チラシデザインのコツと言っても作成するにあたり様々なコツがあります。
レイアウト、色使い、キャッチコピーなど、コツの種類別に解説いたします。
チラシデザインは難しいと思われがちですが、コツさえ掴めば大丈夫!
デザインのコツを掴んで素敵なデザインをしましょう。
チラシのレイアウトで抑えたいコツ
チラシのレイアウトは、見やすく、分かりやすく、そして読み手に良い印象を与える構成にする必要があります。その為、情報の整理と視覚的なバランスが重要になってきます。
今回は良いレイアウトにする為のコツ4つをお伝えいたします。
タイトルを目立たせる
チラシのタイトルはチラシ全体の印象を決定づける重要な要素です。
目に留まりやすい位置に配置し、目立つフォントを選び、チラシのデザインに合わせた文字装飾を行い、目立つようにする必要があります。
また、良いタイトルは読み手にチラシの内容を正確に伝えると共に興味関心を引きます。逆にタイトルに魅力がなく曖昧な物にすると読み手は続きを読んでくれません。
コツは以下です。
- 簡潔かつ魅力的な言葉を使う
- ターゲットが関心を示す内容にする
- 強調する情報を絞る
- 喜びや驚き、興味を引くような要素を盛り込む
ターゲット層に合わせた魅力的でチラシの内容が伝わるタイトルにしましょう。
余白を怖がらない
余白があるとデザインが寂しく思え埋めようとする人がいます。しかしそれは逆効果になる場合あります。
チラシいっぱいに情報を掲載しますと読みづらく、またたくさんの情報で内容が頭に入って来なかったり、本来目立たせたい箇所が情報に埋もれてしまい全く目立たなくなります。
余白は読みやすさや見やすさを提供する、デザインにおいてチラシ全体のバランスを調整する重要な役割を果たしています。
余白を上手く利用してデザインの1部として使いましょう。
読み手の目線を考える
チラシのレイアウトと考える時は、読み手の目線の動きに合わせて配置する必要があります。また視点に一番強調したい情報を掲載します。
視線誘導には「Z型」「F型」「N型」の3つのパターンがあり、それぞれ適したチラシが違います。
どのパターンにするかは、作るチラシの内容によって使分ける必要があります。
チラシ別に適した視線誘導の種類を紹介します。
■一般的な文字が横組みチラシ
Z型:左上→右上→左下→右下の順に視線が動く
チラシでは最も良く使われる基本のパターンです。
■テキスト量が多いチラシ
F型:左から右への視線移動を下に向かって順に繰り返す
大事な事は一番上に。下へ行くほど読まれない傾向があります。
■和を強調した日本語の縦書きチラシ
N型:右上→右下→左上→左下の順に視線が動く
情報量が少ない場合に効果的です。
チラシでの色使いのコツ
色によって人に与える印象は変わってきます。色が与える影響と効果や色数、配色を考えて色を決めるようにしましょう。
色の影響と効果(メリットとデメリット)
色はチラシ全体の雰囲気だけでなく、選んだ色によって読み手の感じ方や見やすさも変わってきます。例をいくつか紹介します。
- 暖色系は食欲を増進、寒色系は逆に食欲を抑制しますので飲食店では寒色系はNG
- 暖色系は温かさや元気を与え、寒色系は落ち着きや誠実、信頼感を与える
- 黒はシックや高級感、重厚感を感じる
- 茶色は緊張緩和、自然や温もりを感じる
- 白は純粋さ、清潔感、無、軽やかな印象を与える
業種や製品、ターゲット層に合わせて色を選定するようにしてください。
使う色数を考える
デザインがまとまらない、おしゃれに見えない、素人っぽさを感じる原因に多いのが、色の使いすぎです。
3色以内におさめるのがベストと言われています。
また、色の配分には、「70:25:5」の法則というものがあります。
- 70%:ベースカラー(背景や余白など広い部分に使う色)
- 25%:メインカラー(デザインの印象を決める色、ロゴ・ブランドカラーなど)
- 5%:アクセントカラー(強調したい部分に使う色、差し色)
この割合で配色をすることで、バランスの取れたデザインにする事が出来ると言われています。
色数3色以内、70:25:5の割合で配色しましょう。
配色のポイント
色数と同じように配色もチラシの完成度や人に与える印象を左右する重要なポイントです。
色の組み合わせでチラシ全体の雰囲気も変わってきます。
どの色同士の相性が良いのか?チラシデザインの雰囲気を作るにはどの色を組み合わせたら良いのかは、頭の中で考えても初心者には分かりづらいものです。
そのような時には、配色の参考サイトを利用すると良いです。
- Color Hunt 色やコレクションから条件絞って探せます
- Palette Maker とにかく高機能です。
- ColorMagic AIでオリジナルのカラーパレットを作れます。
ただ、配色を決める前に、どのような雰囲気のチラシデザインにするかは決めておく必要があります。
良い配色の例
ここまで読んで配色って難しいと思われた方向けに、良い配色の参考例を紹介します。
四季を表現した配色です。カラーコードも記載しますので参考にしてみてください
■春
#ffbb99 #ffd699 #fffda3 #c8ffa3 #99ffc9
■夏
#ff6933 #ffb947 #ffd77a #f9eb9f #fbf6da
■秋
#e7b623 #da680b #9e541f #784112 #553e0c
■冬
#e8f1f2 #b6d6dd #80b2bc #4d8da8 #25658d
参照元:ColorMagic(https://colormagic.app/)
キャッチコピー・文章のコツ
チラシデザインにおいて、読み手がチラシに関心を持ち読んでもらう為には、目を引くキャッチコピーは非常に大事です。
また、情報を伝え最後までお読みいただき、チラシの目的に導くには、文章も欠かせない要素です。
ただ、キャッチコピーや文章は作るとなると大変な作業になり、経験があまりない担当者は悩む事になります。
キャッチコピーと文章のコツを掴んで実践に活かしてください。
目を引くキャッチコピーの作り方
チラシデザインにおけるキャッチコピーは、かっこよく作らないといけない、難しそうと思われがちですが、一番大事なのはターゲット層に伝わり、チラシに興味関心を持っていただき、最後までお読みいただく事です。
一番悪い例は、カッコイイキャッチコピーにしたくて、横文字を使い過ぎる、意味が分からない事言葉になり、独りよがりのコピーにしてしまう事です。
チラシのキャッチコピーは、特定のターゲットの心に刺さる言葉にする必要があります。
そのためには、そのターゲット層のニーズ、関心事、悩みを理解することが重要です。誰に対して書いているのかを明確にし、その人々が興味を持つ可能性のあるテーマや言葉を把握してキャッチコピーを作りましょう。
キャッチコピーの作り方のポイント
- ターゲットを理解する
- 独自性を持たせる
- 簡潔かつ具体的に
- 刺激を与える言葉を使う
- 行動を促す要素を含める
- A/Bテストを行う
ターゲットの心に届く、目を引くキャッチコピーを作りましょう。
効果的な文章の作成方法
チラシをデザインする際は、文章の長さには注意が必要です。長い文章は途中で飽きてしまい最後まで読んでもらえない可能性があります。
興味があり手にしたチラシでしたら、しっかり読んでもらえるかもしれませんが、予期せず受け取ったチラシの場合は、ぱっと見て捨ててしまうかもしれません。
そのため、チラシを見た瞬間にある程度の内容が分かるような文章にする必要があります。
ポイントをいつくか上げます。
- 起承転結で書く
- ポイントを押さえ、出来るだけ完結で短い文章にする。文字数を押さえる
- 抽象的な記述だけではなく、具体例や説明を交える
- 文章が多くなりそうな時はブロック別に分ける
- 数字は目に付きやすいので、効果を数値で表示、限定数、割引率(金額)を表示
- お客様が得られる効果やメリットとデメリットを掲載
- 文字ではなく、図やグラフにする
文章作成のコツを掴んで、最後まで読んでもらえる文章を作成しましょう。
ひらがなを使おう
文章を作成する際に、漢字・ひらがな・カタカナを使い分けていますか?
この3つをバランス良く使う事で文章がぐっと読みやすくなります。
読みやすい文章の黄金比率は「2:7:1」と言われており、ちょうど良いバランスは「漢字2・ひらがな7・カタカナ1」の比率です。
ターゲット層が固い会社向けであれば、漢字多めでも良いかもしれませんが、一般的に漢字は難しく固い印象があり、ひらがなは優しく親しみやすさの印象があります。
ひらがなを使うと効果的な言葉は、
「いただく」「ください」「たくさん」「もの」「ところ」「うえ」「ため」「わけ」「できる」「さまざま」などです。
写真やイメージ画像、イラスト選定のコツ
チラシデザインのコツを押さえるには、写真やイメージ画像、イラストの正しい選定方法を知る事が大切です。掲載する物によって雰囲気やデザインのクオリティが変わってきます。そのため、妥協する事なく慎重に選ぶ必要があります。
また見た目のデザイン性以外にも印刷した時にキレイに印刷できる物を選ぶ必要があります。
キレイなチラシを印刷する為の失敗しない選定方法のコツを説明いたします。
写真や画像、イラストの効果と必要性
チラシに掲載されている写真や画像、イラストは文章よりも真っ先に目に入る存在です。文章は読ませる必要がありますが、写真や画像、イラストは見させようと思わなくても良い選定をすれば、嫌でも目に入ってきて強く印象に残ります。また文章より伝わりやすいです。
例えば登録数の推移を文章で表現した場合とグラフで表現した場合ですと、圧倒的にグラフの方が分かるやすく目にも止まりやすいはずです。
食品の美味しさを文章で説明するよりも、美味しそうなシズル感のある写真を載せた方が人は美味しそうなイメージを持ち、その商品に魅了され購買意欲を掻き立てられるでしょう。
このように写真や画像、イラストが持つ効果は非常に大きいです。
また、チラシのイメージをガラリと大きく変える効果もあります。
- 桜の写真を掲載すると春の季節感じるチラシに
- 可愛いイラストを使うと、チラシ全体が優しい雰囲気に
- 昔の画像を使うことでレトロ感を出すことができる
- 個性的な画像を使う事によりインパクトのあるチラシに
- など。
写真や画像、イラストはチラシデザインには無くてはならない必要な存在です。
チラシのイメージや狙いたい効果に合わせて使うようにしましょう。
適正サイズとは
チラシに掲載する写真や画像のサイズには、印刷仕上りのキレイさに影響してくる「画像解像度」と「掲載サイズ」があります。
どちらもチラシデザインに影響してきますので、適正サイズの画像を選び、適正サイズで掲載する必要があります。
これらの各サイズの適正サイズとはいくつか分かりますでしょうか?
まずは、「画像解像度」ですが、ホームページに掲載する場合と、チラシに掲載する場合ではサイズが違ってきます。
ホームページの場合は重いと読み込みに時間が掛かるため適正の解像度は「72dpi」です。そして、印刷の場合は解像度が低いと印刷をした際に画像が粗くなるため適正は「350dpi」です。出来るだけ大きい画像を使用した方がキレイに印刷されますので、最低でも解像度を「350dpi」にして、掲載するサイズはチラシに掲載する実際のサイズ以上にするようにしましょう。ただ背景画像として使用する場合は、解像度を「350dpi」にして実物サイズにすると制作時に重くなりすぎて作業に支障をきたす場合があります。背景画像の場合は、少し解像度を落としても問題ありませんが、画像の粗さが気にならない程度にして、必ず出力してデザインに影響がないかを確認するようにしましょう。
もう1つの「掲載サイズ」ですが、こちらはあまり小さいと見えないため、快適に見えるサイズ以上で掲載する必要があります。チラシ全体のバランスや、その画像の優先度を考慮してサイズを決めてください。
またデザインとしてインパクトを与えた時は大きく扱うと効果的ですので、どこまで大きく掲載するかは、その画像の役割や重要度に合わせて決めると良いでしょう。
選定方法
前述から説明しております通り、写真や画像、イラストの選定は非常に重要です。
ではどのような基準で選定すれば良いのか、選定のコツを説明いたします。
■チラシの目的やコンセプトに合った画像を選ぶ
チラシの目的やコンセプトに合った画像を選ぶ事が大切です。例えば、商品の宣伝であれば商品の特徴を伝える画像、イベントの告知であればイベントの雰囲気や参加者の笑顔が伝わる画像、カフェのオープンチラシであれば、店舗写真やメニュー写真以外に、オシャレな雰囲気が伝わるイラストを使用しても良いでしょう。
■チラシ全体の統一性のある物を選ぶ
掲載している素材の色や雰囲気、テイストが違ってしまうと、統一性がなくまとまりの無いデザインになってしまいます。統一感のある素材を選ぶようにしましょう。
■鮮明で高品質な画像を選ぶ
先ほど画像解像度の説明をしましたが、画像を選ぶ際はピントが合っており、ぼやけていない画像を選ぶようにしてください。
被写体の背景に必要ない物が写り込んでいる際は、手間ですが切り抜いて背景を合成すると良いです。
また、製品画像は映り込みに注意してください。上手く撮影できない時はプロへの依頼を検討するのも良いでしょう。
もし、適正な画像をお持ちでない場合はフリー素材のサイトからダウンロードするという方法もあります。
いくつか無料の物をピックアップしましたので参考にしてください。
photoAC 無料だと1日にダウンロードできる回数の制限あり
pixabay イラストもあり、1部有料なので注意が必要
時短だ 種類の豊富で固定的なイラストがある
チラシで使うフォントのコツ
フォントにはたくさんの種類がありますので、どのフォントを選べば良いのか悩みどころかと思います。フォントは基準となるコツを掴めば選びやすくなりますので、選ぶ基準を説明いたします。
フォントの種類
フォントの種類には、和文用フォントのみで現在約3000種類、そして欧文フォントを含めるとその倍を上回るが存在します。
その中で良く使われる和文フォントは「ゴシック体」、「明朝体」、「筆書体」、「手書き」の4つがあります。
それぞれのフォントごとに読み手に与えるイメージや特徴が異なります。
- ゴシック体:読みやすい、力強い、シンプル、カジュアル、親近感
- 明朝体:和風な雰囲気、歴史的、知的、固い、繊細、大人っぽい
- 筆書体:和風感、格調高さ、高級感ある、文章というよりポイント使い方に効果的
- 手書き:優しい、温かい、可愛い、人が話している雰囲気がある
上記はざっくりと分けた場合ですので、実際にはゴシック体や明朝体などのフォントにも種類があります。
ゴシック体ですと、角ばったフォントの「角ゴシック体」、丸みを帯びているフォント「丸ゴシック体」などがあります。
チラシに使うフォントは、見やすは大前提として必須条件ですが、見た目の良さも必要になります。見やすさとデザイン性のバランスを考えて選ぶ事が大事です。
適正フォントサイズ
チラシにおけるフォントサイズは重要な役割があります。見やすさ、読みやすさにフォントサイズが関係してきます。
全部同じサイズでは、メリハリがなく読みづらく、重要な箇所も分かりません。伝えたい事が伝わりづらくなります。
タイトルや強調したい箇所は大きくする、その他は少し小さめにするなど文字サイズのメリハリが大事です。
目安としては、
- キャッチコピー(タイトル):40~60pt
- リードコピー:24~36pt
- 小見出し:28~34pt
- 本文:10~20pt
チラシに掲載できる文字数には限界がありますので、載せたい情報量と合わせてバランスよくフォントサイズを決めるようにしてください。
フォントの選定方法
前述で説明しました通りフォントには非常にたくさんの種類があります。
このたくさんの種類から何を選んだら良いのかポイントを説明いたします。
■チラシのデザインに合わせる
フォントにもデザイン性があるため、チラシデザインと統一したフォントを選ぶ事が大切です。
せっかく素敵なデザインをしても、そのデザインとフォントの相性が悪いと、デザインのイメージを壊す事になります。
■ターゲットに合わせる
フォントの種類は読み手のターゲットに合わせる必要があります。
デザイン性にも関係しますし、フォントによって見づらい、見やすいがあります。
比較的年齢層が低い場合は、遊び心のあるフォントや可愛いフォント、年齢層が高い場合は、読みやすさ重視にすると良いでしょう。
■フォントの種類は絞る
フォントの種類は少なすぎると読みづらく、デザイン性も下がってしまいます。
逆に何種類ものフォントを使うとごちゃごちゃしてしまい、まとまりのないデザインになり、悪く言うとセンスがないチラシに見えます。
フォントは見出しと本文に分けて2種類くらいにするのが理想的です。どうしてももっとメリハリを付けたい場合は同じフォントの中で太字を使うなど使い分けすると良いです。
■おしゃれ、面白い、カッコイイデザインにするテクニック
チラシをデザインする際は、おしゃれ・面白い・カッコイイなど、デザインの方向性があります。
これらはちょっとしたテクニックで、そのように見せる事が出来ます。
ワンポイントアドバイスをお伝えいたします。
おしゃれなチラシデザイン
おしゃれなチラシに見えるコツをご紹介します。
・色数を押さえる、差し色でインパクトのある色を使う
・文章を少な目にして写真やイラストで魅せる
・ごちゃごちゃさせない。すっきりとしたデザインにする
面白いチラシデザイン
面白いチラシに見えるコツをご紹介します。
・インパクトのある画像やイラストを使用
・文字のサイズで面白さを表現
・使う人は若干カラフルにする(配色は気を付ける)
カッコイイチラシデザイン
カッコイイチラシに見えるコツをご紹介します。
・色をダークな物を選択する
・困った時はモノクロの画像を使用
・フォントは角ゴシック体にする
チラシデザインの注意点
チラシをデザインする際は色々と注意が必要です。良くありがちな失敗例を元に注意点をまとめました。
下記に注意してチラシデザインをしてください。
情報を詰めすぎない
チラシをデザインする際に、あれもこれもと情報を入れたくなりますが、あまり情報量が多いと読む側も読むのが嫌になりますし、何を伝えたいチラシなのか分からなくなります。
チラシをデザインする際は、掲載する内容を絞り本当に伝えたい事を簡潔に掲載するようにしましょう。
フリー素材使用時の注意点
チラシデザインにフリー素材を使う際は、無料だけに他社のチラシでも同じ素材を使っている場合があります。他社と同じ素材ですと、どこかで見た事のあるようなチラシになりオリジナル性に欠けます。他社がどのような素材を使っているの確認の上で使うようにしてください。
また、基本的には素材は著作権が存在します。
各サイトに素材使用時のガイドラインが決められているので、商用利用がOKなのか、何か注意事項がないかをしっかり確認の上使用するようにしてください。
チラシの作成目的を忘れない
チラシは読んでもって終わりではありません。読んでもらった後のアクションを期待して配布する物です。
新店舗オープンであれば来店、イベントであれば来場、通販チラシであれば購入など、チラシ作成の目的があります。
目的を達成できるように、住所や地図、QRコード、申し込み方法など、読み手が行動に移しやすいように情報を載せることを忘れないようにしてください。
クーポン券を付けるといった工夫も必要です。
両面チラシ作成時の注意点
チラシデザインが表と裏の両面になる場合は注意が必要です。
読み手が都合よく表から読んでくれるとは限りません。また反対側にも情報が載っている事に気が付かないこともあります。
そうなった場合でも問題がないようにチラシを作る必要があります。
例えば
・両目チラシである事が分かるように、○○○○は裏目をご覧ください。と言った表記を入れる
・どちらから読んでも興味を持ってもらえるように、バランス良く情報を入れる
など。
両面とも読んでもらう工夫が大切です。
■まとめ|チラシデザインに困った際の対処法
チラシデザインは決める事が多く、初心者には大変な作業になります。
困った時は下記を参考にしてください。
チラシデザインの参考サイト
デザインは理屈ではなく、感性のような物ですので感覚的にどのようなデザインにしたら良いのか悩む時があります。
業種は目的、ターゲットに合ったチラシと言われても困りますよね?
そのような時に簡単にお悩みを解決出来るのが、他社事例を見る事です。
たくさんの事例を見る事により、自社に合ったチラシデザインをどうしたら良いのかのヒントを得る事ができます。
近隣の競合他社のチラシを見るのが一番ですが、もっと簡単に見るには参考サイトを見る事です。
使える参考サイトをご紹介します。
Pinterest(ピンタレスト) https://www.pinterest.jp/search/pins/?q=チラシ&rs=typed
パンフレット&チラシ見本帳 https://desinfinity.net/pamphlet-flyer-mihon/
FLYER ARCHIVE JP https://flyer-jp.com/
チラシデザインのプロに依頼する
チラシを自社でデザインする事は初心者には非常に大変な作業です。デザインはセンスも必要になりますので調べながらの作業で時間も掛かる事でしょう。
困った時にはプロに依頼するという手段もあります。まずはお気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
依頼先の選定も重要です。気軽に相談できる制作会社をお探しの際は、下記エー・エムー・ティーまでお気軽にご連絡ください。
【この記事のライター】
AMT編集部
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