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2024.05.07Web制作
最終更新日:2024年5月8日
ホームページ作成ツール無料・有料・通販のおすすめ17選!選定方法と注意点
ホームページ作成ツールは、ホームページを作成する際に検討するべき項目の1つではありますが、企業によってはあまり重要視していない所もあるようです。
しかし、ホームページ作成ツールを導入すれば作成や更新費用を抑える事が出来ますし、必要な時に自社にてホームページに手を加える事ができ、スピーディーにサイト管理を行うことが出来ます。
このホームページ作成ツールですが、いざ導入しようと思うと世界中で何百という種類があり、どの種類が良いのか非常に迷います。
本記事では、無料・有料・通販それぞれのおすすめツールを紹介すると共に、無料・有料のメリットとデメリットや選定方法、注意点、自作に最適なホームページについて説明いたします。
■ホームページ作成ツールとは?
ホームページ作成ツールとは、HTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、比較的簡単に誰でもホームページが作成できるツールのことです。また公開後も業者に頼らなくても自社に編集や更新ができるため、ホームページを作成する際は、多くの企業にてホームページ作成ツールを導入しております。
選定の前にホームページ作成ツールの概要を知っておきましょう。
ホームページは専門知識が無くても作れるのか?
結論から言いますとホームページ作成ツールがあれば、専門知識が無くても作る事は可能です。得意不得意がありますので人によっては丸々作るのは難しいかもしれませんが、少なくても編集は出来ます。
通常、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いてホームページを作成します。これらは高度な知識な経験を有したため素人では簡単には作成できませんでした。
しかし、ホームページ作成ツールの登場により、ツールを使う事により誰でも簡単にホームページを作る事が出来るようになりました。
ホームページ作成ツールの編集画面にて、文字を入力したり画像や動画を配置したり、リンクを貼ったりしてページを作っていきます。
ホームページ作成ツールによってはテンプレートが用意されており、手間を掛けずに作成ができます。
ホームページ作成ツール導入の必要性
ホームページ作成ツールを導入しなくても、従来通りにプログラミング言語を使って作成すればホームページは作れます。
導入が必要かどうかは、ホームページを作成する目的と、導入するメリットを知る事で判断する事が出来ます。
導入する事によるメリットとしては、
- 使い方をマスターすれば、専門知識なしでも自分でホームページを作成できる
- 業者に全部作ってもらうのではなく、自分でページを作る事により、限られた予算でもホームページを作成する事が出来る
- 必要な時に自分でページ作成や、内容を変更できる。また費用が掛からない
- 自社で更新できるのでホームページの活用の幅が広がる
- サポート付きのホームページ作成ツールを導入すると引継ぎが楽になる。困った時に頼れる。
- SEO対策が強化される(機能が付いている場合)
このようにホームページ作成ツールの導入は、作成をしやすくするだけでなく、その後の管理にも役立つため、作成したホームページの目的とマッチすれば非常に必要なツールと言えます。
ホームページ作成ツールの無料と有料の決定的な違いとは
ホームページ作成ツールには、無料と有料があります。
選定する際は、単純に費用が掛からないからと言って安易に無料ツールを選ぶと、思っていたツールとは違うと感じる事や、思い通りのホームページを作成する事が出来ません。
無料と有料の違いをよく理解した上で選定する必要があります。
無料ホームページ作成ツールのメリット・デメリット
無料のホームページ作成ツールには、無料で利用できるという大きなメリットがありますが、それだけではありません。下記のようなメリットとデメリットがあります。
■メリット
・利用料が無料なので、ホームページ作成コストを抑える事が出来る
・機能がシンプルな分、覚える事は少ない
■デメリット
・機能の制限があり、全ての機能が使えない
・ホームページ内に広告が表示される
・テンプレートが少ない
・デザインやレイアウトの自由度がない
・サーバの容量が決まっている
・独自ドメインを取得できない
・作成できるページ数に限りがある
など、有料とは違い自由にホームページを作成する事ができません。出来る範囲も決まっています。
無料には理由がありますので良く内容を理解した上で、無料のツールにするのか有料にするのかを決めるようにしてください。
もちろん制限はあるものの、作成するホームページの目的によっては無料でも十分な場合があります。
有料ホームページ作成ツールのメリット・デメリット
有料のホームページ作成ツールには、無料にはない機能や初心者に安心のサポートが付いています。
他にもメリットや、もちろんデメリットもありますので良く理解の上選定するようにしてください。
■メリット
・機能が充実している
・ページ数の制限がない、緩い
・ページレイアウトの自由度がある
・サポートが付いている
・テンプレートが充実している
・セキュリティがしっかりしている
■デメリット
・費用が掛かる(初期費用と月額費用の両方が掛かる場合がある)
・機能が多い分、導入初期は操作が大変
・高機能なものは専門知識が要る場合がある
・せっかく導入したのに使わないと非常にもったいない
・使わなくても費用が発生する
商品の説明を聞くと魅力的に思える時がありますが、高額な物は導入する場合は、ホームページ作成の目的と合っているのか、本当に使うのか、活用していけるのかを良く考えてから導入するようにしましょう。
また実際に問題なく使えるのかを確認する事も大事です。トライアルの申し込みをして操作感を確かめると良いです。
■無料のホームページ作成ツールおすすめ9選
無料ホームページ作成ツールのメリット・デメリットを理解できましたでしょうか?
把握した上でどのような種類があるのか見ていきましょう。無料ツールにはたくさんの種類があり内容も様々です。今回はたくさんある中でおすすめ9選のプラン、価格、メリット・デメリットをご紹介します。
WordPress(ワードプレス)
引用元:WordPress
WordPressは世界でもっとも利用されている無料のホームページ作成ツールで、シェア率なんと64.2%と驚異的なシェア率を誇っております。
WordPressのプランと価格
WordPressは無料のホームページ作成ツールで、ツール自体に費用は発生しません。またプランもありません。
ただしWordpressを使ったプランや有料のプラグインや、有料のテーマを販売している業者はいます。
※テーマとは予めデザインや機能をセットしたテンプレートのようなものです
WordPressのメリット・デメリット
WordPressのメリットは利用料が無料という事と、何と言ってもプラグインが豊富な事。
このプラグインを使いホームページを自由にカスタマイズする事が出来ます。
デメリットは、ドメインの取得とSSLの設定、サーバの準備と費用が掛かる事です。全てが無料ではありません。他の無料ホームページ作成ツールと違い何種類のプランが用意されている訳ではありません。
また自分でサーバにWordpressをインストールする必要があります。
自由度が高い分、業者に依頼しない場合は全てを自分でやる必要がありますので、無料のホームページ作成ツールの中では、少々勉強が必要で知識を必要とする方です。
苦手な方や忙しい方は全てを自分でやるのではなく、初期構築は業者に依頼し、追加のページ作成や更新を自分でやるのが良いかもしれません。
こちらでもっと詳しく紹介しています。
WordPressとは?導入のメリットとデメリットを詳しく解説(https://a-m-t.co.jp/2023/06/19/wordpress-3/)
Jimdo(ジンドゥー)
引用元:Jimdo
Jimdoは海外製のイメージが強いですが、実は3拠点のうちの1つが東京にあるホームページ作成ツールです。
Jimdoのプランと価格
Jimdoのプランには、AIビルダーとクリエイターがあります。
無料はAI ビルダーの「PLAY」というプランです。費用は無料ですが、独自ドメイン不可で広告表示があります。
■AI ビルダー
ナビに従うだけでAIがホームページを作ってくれます
■クリエイター
HTMLやCSSに対応し、自分で更にカスタマイズできます
Jimdoのメリット・デメリット
Jimdoのメリットは、ドラッグ&ドロップで直感的に簡単にホームページを作ることができることです。また日本語のサポートも用意されています。
様々なプランが用意されているので、初めは無料で始めて、もっと本格的なホームページにしたい場合は途中で有料に切り替える事ができます。もちろんその際もデータは引き継がれます。
Wix(ウィックス)
引用元:Wix
Wixは世界で3番目にシェア率が高い世界中で使われている無用のホームページ制作ツールです。ネットショップから、ブログ、ネット予約システムまで幅広く対応しています。
Wixのプランと価格
Wixの基本機能は無料で利用可能ですが、広告の非表示ができない事と独自ドメインの使用にも制限があり、外部で購入したドメインは設定できません。
Wixには下記の有料プランがいくつか用意されています。
Wixのメリット・デメリット
Wixのメリットは専門知識なしでホームページが作成できるのはもちろん、900以上ものカスタマイズ可能な無料テンプレートがある事。そして、マーケティング機能が充実しているのが魅了の1つです。
SEO対策や、メルマガ配信機能、SNS連携、AI 搭載の Facebook & Instagram 自動広告が可能となっています。
公開後にマーケティングを行いたい方には最適なのホームページ作成ツールです。
デメリットは、やや直感的でなく操作が分かりづらい事と、システムが不安定な事です。
実際使ってみたところバグもありました。ページ作成や修正後は公開ページにてしっかり確認する事をおすすめいたします。
ペライチ
引用元:ペライチ
ペライチは日本の会社が運営しています。
簡単さが特徴のホームページ作成ツールで難しい操作は一切ありません。
ペライチのプランと価格
ペライチにはページ数や利用目的にあわせて選べる5プランが用意されています。年額は割引もあります。
無料プランもありますが、広告表示がある、独自ドメイン利用不可、個別文字サイズ変更不可、フォーム設置不可、1ページしか公開できないと制約が多いです。あくまでもお試しという位置づけのようです。
ペライチのメリット・デメリット
ペライチの機能はとてもシンプルで、「デザインを選ぶ」→「内容を作る」→「公開する」の3ステップでホームページを作る事ができます。
以前ホームページ作成経験が全くない事務スタッフにお願いした際も、レクチャーなしで作れていましたので、非常に簡単という事が分かります。
ただ、安いプランですと公開できるページ数が少ないため、WEB広告からのリンク先であるランディングページや、小さいサイト向きのホームページ作成ツールになります。
もっとページを公開した場合は高いプランにアップする必要がありますが、そうすると他のホームページ作成ツールと比べてコストパフォーマンスが悪くなります。やはり小規模向きですね。
Ameba Ownd(アメーバ オウンド)
引用元:Ameba Ownd
Ameba Owndは、その名の通りサイバーエージェントが運営するAmebaのホームページ無料作成サービスです。国内の導入事例が多く安心感があります。
Ameba Owndのプランと価格
Ameba Owndのプランは2つのみです。
無料プランは広告の表示はありますが、10ページまで公開可能となっているのは魅力的です。
有料プランは、ページ数も画像ストレージも無制限です。
Ameba Owndのメリット・デメリット
Ameba Owndのメリットは、シンプルでオシャレなデザインテーマが多く、スタイリッシュでオシャレなホームページを作りたい人には適した他のホームページ作成ツールです。
著名人や有名メディアの実績も多いです。
また、CSSのカスタマイズも出来ますのでデザイン性の高いホームページが作成できます。
デメリットとしては、テンプレートの自由度が低い事と、ブログを使う事が前提となっているツールの為、用途は限られるかもしれません。
Google Sites(グーグルサイト)
引用元:Google Sites
Google SitesはGoogleが提供している無料のホームページ作成サービスです。
ホームページを作成する際は、
1.パソコンで「新しい Google サイト」を開く
2.上部の [新しいサイトを作成] からテンプレートを選択
3.サイトを編集
4.変更を公開するには、右上の [公開] をクリック
の手順で作成します。
Google Sitesのプランと価格
Google Sitesは全て無料で利用できます。有料プランはありません。
Google Sitesのメリット・デメリット
メリットは、やはりGoogleサービスとの連携が簡単に行える事。
GoogleマップやGoogleフォーム、Googleカレンダーなどの埋め込みが行えます。
また直感的に使え操作が簡単な事、アップデートで機能が定期的に追加される事を評価している人が多いです。
デメリットは、閲覧できるブラウザ(Chrome、Firefox、Internet Explorer、マイクロソフト Edge、Safari)に制限がある。デザインの自由度が低いことがあげられます。
STUDIO(スタジオ)
引用元:STUDIO
STUDIOは、デザイン性も動きも、操作性もダイナミックな独自性の高いホームページ作成ツールです。楽しくホームページを作成する事ができます。
STUDIOのプランと価格
FreeプランにはCMS機能が付いていますが、一番安いプラン(Starterプラン)には付いていません。
また、年払いプランから月払いプランへの変更はできません。変更するには、一度契約中のプランをFreeプランへダウングレードする必要があります。
STUDIOのメリット・デメリット
STUDIOのメリットは、テンプレートを使用してホームページを作成するだけでなく、もっとデザインの自由度が欲しい方は、デザインエディタにて、0から自由にデザインすることが可能です。ピクセル単位の微調整から、ダイナミックなアニメーションまで、ノーコード作成できます。
デメリットは、他のホームページ作成ツールと比べて実装できる機能が少ない事、1番安いプランだとCMS(編集・更新機能)が全く使えないため、作成ツールとしては割高になるイメージがあります。
Webnode(ウェブ ノード)
引用元:Webnode
Webnodeはチェコ共和国のWestcom社が提供しているホームページ作成ツールです。
世界中で4,500万人以上のユーザーに利用されています。
Webnodeのプランと価格
Webnodeは有料プランでも378円/月からと安いのが特徴です。
また無料版もありページ数は無制限で作成できます。
Webnodeのメリット・デメリット
Webnodeのメリットはチェコならではのオシャレなテンプレートが充実している事です。テンプレートが豊富に揃っているので、きれいでオシャレなホームページが簡単に作れると評判です。
また、海外のものですが日本語でのサポートも受けられます。
デメリットは機能があまり充実していないこと。デザインのカスタマイズが限定されている、スマホが崩れる時がある、日本の利用者が少ないのでインターネット上で情報を探すのが大変などが上げられます。
Blogger(ブロガー)
引用元:Blogger
Bloggerは2003年にGoogle によって買収され、そのタイミングで当時有料だったプレミアムサービスが無料化されたホームページ作成ツールです。
Bloggerのプランと価格
Bloggerは無料プランのみで、有料プランはありません。
Bloggerのメリット・デメリット
Bloggerのメリットは無料プランでも広告が表示されない事です。またGoogleの提供という事もありSEOに最適化された構造になっています。
簡単な分析であれなGoogleアナリティクスを使わずにBlogger に組み込まれている分析ツールを使って分析する事が可能です。
デメリットは、カスタマイズするにはHTMLなどの専門知識が必要になる事ですが、ドメインの取得も無料のため、このデメリットは気にならないかもしれません。
■有料のホームページ作成ツールおすすめ3選
有料ホームページ作成ツールには、たくさんの種類があり特徴や価格帯も様々です。
装備されている機能も違います。今回はたくさんある中でおすすめ3選のプラン、価格、メリット・デメリットをご紹介します。自社に合うツールがあるか見ていきましょう。
Movable Type(ムーバブルタイプ)
引用元:Movable Type
Movable Typeは、商用パッケージ型CMSの国内導入シェア(数量ベース)1位を獲得しているホームページ作成ツールです。
国内導入実績5万サイト以上で上場、大手企業や学校などで利用されています。
Movable Typeのプランと価格
Movable Typeの料金はライセンスの種類により異なり、クラウド版やソフトウェア版、ソフトウェア版のライセンスにワークフロー機能を追加したワークフローパックなどがあります。
ソフトウェア版は無料トライアルが可能ですので、いきなり購入するのではなく、お試し期間を設ける事ができます。
※ 30日間を超えるご利用は、ライセンスの購入が必要
Movable Typeのメリット・デメリット
Movable Typeのメリットは国内における導入数が多く、また定期的なバージョンアップがありセキュリティ面がしっかりしている事。種類が豊富でカスタマイズがしやすい事から、運営スタイルに合わせて導入ができます。
有料ですがサポート体制も整っていますので、初心者の方でも安心して導入できます。
デメリットはプラグインの数が少なく、しかもほぼ有料版。SEO対策を行うにはHTMLで直接編集する必要がある事。Wordpressと比較する方もいますが、ブログとして使うなら良いホームページ作成ツールという位置づけです。
ホームページ・ビルダー22
引用元:ホームページ・ビルダー
ホームページ・ビルダーには種類がいくつかありますので、初心者からデザインのプロまで、作成したいホームページや自分のスキル・経験に合わせて選ぶことができます。
SPはパーツを選び、ドラッグアンドドロップの操作でホームページが作れるので初心者向き、クラシックは、HTMLやCSSの編集までできるのでプロ向きです。
ホームページ・ビルダーのプランと価格
ホームページ・ビルダーのビジネスプレミアムは、全性能を搭載。初めての方もこだわり派も納得の決定版となっています。
スタンダードは、ホームページ作成の入門用に最適で、簡単操作が特徴です。
ホームページ・ビルダーのメリット・デメリット
ホームページ・ビルダーのメリットは、テンプレートが豊富で、操作も簡単なので直感的にホームページを作成できるところです。実用的な機能も充実しています。
デメリットは、バージョンアップに費用が掛かり自分で行う必要があること。動作環境はWindows版しかありません。電話による無料サポートには回数が決められており、購入するソフトにより回数は異なります。
Goope(グーペ)
引用元:Goope
Goopeは簡単な操作性ももちろんのこと、豊富やテンプレートに、メールや電話のサポートに制作代行サービスと親切で初心者にやさしいホームページ作成ツールです。
Goopeのプランと価格
Goopeのプランとライトとスタンダードの2種類があります。また、15日間の無料おためしが出来ます。
Goopeのメリット・デメリット
Goopeのメリットは、業種やジャンルごとにテンプレートが用意されていて選びやすく、メールやSNS連携機能、予約受付など機能が充実していることです。
デメリットは、初期費用が掛かることと、用意されているテンプレートに有料が多い事です。
初期費用は定期的に無料キャンペーンを実施しているようですので、タイミングによってはお得に導入できます。
■通販のホームページ作成ツールおすすめ5選(無料・有料)
通販のホームページ作成ツールにも無料と有料があります。種類もたくさんあり特徴や価格帯も様々です。
装備されている機能も違います。今回はたくさんある中でおすすめ5選のプラン、価格、メリット・デメリットをご紹介します。自社の通販事業内容に合うツールがあるか見ていきましょう。
BASE(ベイス)
引用元:BASE
BASEは購入者向けショッピングサービス累計登録者数1,100万人。
初期費用・月額費用無料からスタート出来るので、今すぐにネットショップを始められます。
BASEのプランと価格
BASEの料金体系は、売上規模に合わせた2つの料金プランになっています。
無料のスタンダードプランは初期費用、月額費用ともに0円。
掛かる費用は売れたときの手数料のみです。
BASEのメリット・デメリット
BASEのメリットは0円スタートができること。また専用アプリがあり便利で拡張機能が充実しています。AIアシスタント機能が付いており、商品説明文もAIが自動で生成してくれます。
デメリットは有料プランが高いという事です。また手数料が高いという意見があります。
初めは0円スタートで簡単に始められますが、有料プランに切り替える際はしっかり売上を作れるようになってからにした方が良いかもしれません。
STORES(ストアーズ)
引用元:STORES
STORESはリアル店舗もネットショップもまとめて管理できるホームページ作成ツールです。
商売繁盛を応援するサービスも充実しています。顧客や店舗の状況を細かくデータ分析できるところも魅力的です。
STORESのプランと価格
STORESの料金体系はフリープランとスタンダードプランの2種があります。
フリープランの月額費用は0円ですが、決済手数料が5%と高めの設定です。
STORESのメリット・デメリット
STORESのメリットは機能の充実。キャッシュレス決済やPOSレジ、予約システム、アプリなどが装備されています。
デメリットは、手数料が高い事とデザインのカスタマイズ性に欠けることです。デザインに凝った通販サイトを作りたい人にとっては、HTMLやCSSによる編集もできない点は大きなデメリットかもしれません。
Weebly(ウィーブリー)
引用元:Weebly
Weeblyはアメリカ生まれのホームページ作成ツールで、Eコマースに必要な機能が充実しています。通販サイトを立ち上げたい人向きのツールです。
Weeblyのプランと価格
独自ドメイン不可ですが、無料プランでもSSLが付いていますので安心して使えます。
Weeblyのメリット・デメリット
Weeblyのメリットは、操作画面が分かりやすく初めての人でも簡単に作成できる事です。
高品質できれいなテンプレートも多数用意されています。
またスマホアプリがあり、どこからでもホームページの作成や更新が出来ますので便利です。
デメリットは日本語対応があまりされていない事です。
日本語のマニュアルも、日本語のサポート対応もありません。200種類を超えるたくさんのプラグインできるアプリが用意されているので、大半が日本語対応されておらず使う事が出来ません。
カラーミーショップ
引用元:カラーミーショップ
カラーミーショップは法人導入件数22,000件以上。圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のホームページ作成ツールです。
カラーミーショップのプランと価格
カラーミーショップの料金プランは3種類用意されています。
有料プランしかありませんが、30日間無料で試せるトライアルがあります。
カラーミーショップのメリット・デメリット
カラーミーショップのメリットは販売手数料が0円で決済手数料は業界最安水準の3.14%~。圧倒的なコストパフォーマンスと350種類以上の機能と安心の電話サポートがついている事です。また同一ドメイン内に無料でWordPressを導入することが出来るため、自由度の高いコンテンツを作成する事が出来ます。SEO対策や見込み客の獲得、ファンの育成まで行えます。
デメリットは、一部のアプリを除き多言語に対応していません。越境EC(国を超えてネットショップを展開する)を考えている人には向きません。
Shopify(ショッピファイ)
引用元:Shopify
Shopifyはカナダに拠点を置く多国籍Eコマース企業が運営している、世界175ヶ国以上100万以上の店舗が利用しているホームページ作成ツールです。
Shopifyのプランと価格
Shopifyのプランは3種類。3日間の無料体験が用意されており、その後3ヶ月間は月額$1で利用ができます。
Shopifyのメリット・デメリット
Shopifyのメリットは、拡張機能であるアプリが充実している事。このアプリを利用し好みのサイトへカスタマイズしていく事ができます。
また多言語対応や通貨や発送対応に優れているので、越境ECを始めたい人には適したホームページ作成ツールになっています。
デメリットは、海外製ならではの管理画面が若干使いづらい事と、詳細説明に日本語が対応していないことです。
またカスタマイズしないと標準のエディターでは作れるページに限りがあります。
■ホームページ作成ツールの選び方
ここまでお読みいただきますと分かりますように、世の中には無料・有料合わせてたくさんのホームページ作成ツールがあります。この中から選ぶとなった際にたくさんあり過ぎて何を選択したら良いのか迷うことでしょう。
迷った際に役立つ選び方のポイントを紹介いたします。
選定すべき項目のポイント
ホームページ作成ツールごとに特徴が異なります。
まずは選ぶ際のポイントとして見るべき項目を紹介します。
選定の際は以下項目を確認すると良いです。
- 無料プランにする際も有料になった場合の価格を確認
- 利用料以外に掛かる費用(販売手数料、決済の月額基本料、決済手数料、など)
- 無料プランの利用期間(利用期間の制限ある場合あり)
- テンプレートの種類とカスタマイズの可否
- 広告の表示
- 独自ドメイン
- サーバ
- 操作性(直感的に使えるか)
- 機能の充実
- サポート体制
- セキュリティ面
- 更新できるデバイスとアプリ対応
- お試し期間の有無
一度作成してしまうと、ホームページ作成ツールの乗り換えは面倒な作業になります。
選定の際は無料プランであっても、良く内容を確認し、可能であればお試しを実施してツールを選定するようにすると良いでしょう。
便利な選定項目チェック表を今すぐダウンロード!
■無料ホームページ作成ツールの注意点
最後に無料のホームページ作成ツールを選ぶ際に気を付けるべき注意点を説明いたします。非常に重要な事ですので、ツール選びに失敗しないように気を付けてください。
最低限必要な条件とは
ホームページ作成ツールを選ぶ際に以下3つは必要条件になります。
個人や趣味のブログであれば良いですが、企業として作るホームページでしたら、欠かせない条件になります。
独自ドメイン
無料のホームページ作成ツールの場合、独自ドメインにする事が出来ない場合が多いです。
ドメインとはhttps://www.○○の「○○」に入る部分になり、本来この部分は自社の企業名やサイト名が入るのですが、無料の場合ここにホームページ作成ツール名が入っており、独自のド名にすることができません。
独自ドメインでないとSEO的には弱くなり、検索順位が低くなる傾向があります。
広告の非表示
独自ドメイン同様に、無料のホームページ作成ツールの場合は、広告を非常時にできない事が多いです。
個人的なサイトであれば良いかもしれませんが、企業のホームページに広告が表示されるのは対外的に信頼性の欠けるホームページとなってしまいます。
常時SSL対応
SSLとはインターネット上の通信を暗号化するセキュリティの事です。
SSL対応していないホームページは見る側に不安を与え、企業としての信頼性にも影響を及ぼします。
またSSL対応していないホームページはSEO的にも弱くなり、競合他社と比べ不利になります。
現在のおいてSSL対応は必須となりますので、無料でもSSL対応がされているホームページ作成ツールを選ぶことをおすすめします。
日本語対応のマニュアル書
無料のホームページ作成ツールではサポートは期待できないため、ホームページを作成する際はマニュアル書が必須となります。
また、ただマニュアル書が用意されているだけでなく、その中身が重要です。
細かい事まで記載があり、かつ分かりやすい親切で丁寧なマニュアル書であるか。
そして日本語対応がされているのか。海外製の場合は日本語対応がされていない場合があります。
マニュアル書がない、内容が不十分な時は、有名な導入数が多いツールを選ぶようにしてください。マニアックなツールを選ぶとインターネット上で検索しても僅かな情報しか得る事ができません。
ツールは無料でも費用は掛かる
ホームページ作成ツール自体が無料でも、全く費用を掛けずにホームページ作成する事は難しいです。
サーバやドメイン、SSL、素材などホームページを作成するには費用が掛かります。
本当に予算がない場合は、予め掛かる費用を事前に計算しておく事をおすすめいたします。
無料や自作はサポート体制がない
無料のホームページ作成ツールや、自分で作成する場合はサポート体制に期待しない方が良いです。
無料ツールとして有名なWordpressも、制作会社に頼らずに自分で作成した場合困った時に頼るサポートがありません。
がんばればクオリティは別としてホームページを作る事は出来るでしょう。
ただ、いくら簡単操作で有名なホームページ作成ツールであっても、自分で作成している人の多くは、マニュアル書を見ずに本当に直感的に作れている訳ではありません。インターネット上で分からない事を調べながら時間を掛けて作成しています。
自分で作成する際は、それなりの覚悟を持って作成する必要があります。
■自分で作る場合に向いているホームページとは
無料のホームページ作成ツールを使って自分で作る場合、目的や目標がしっかりしている、ページ数の多いホームページを作るのは少々ハードルが高いと言えます。
ではどのようなホームページ作成に向いているのでしょうか。向いているホームページを紹介いたします。
LP(ランディングページ)
ランディングページとは1ページで完結するホームページで、WEB広告をクリックした際のとび先のページとして使う場合が多いです。
作成するページが1ページと少なく、内容も限られているためテンプレート使用に適しており、カスタマイズもほぼ必要ありません。
またWEB広告や特定ページのバナーからクリックした際に開くページですので、SEO対策の必要もないため実装されている機能が少なくても問題ありません。
ブログ(コラム)
無料のホームページ作成ツールは、実際に使ってみると分かりますが、ブログ機能が主であるルーツが多いです。
そのためブログを開設するなら向いているツールと言えます。
また自分で作成する場合は、htmlやCSSのカスタマイズは難しい作業になりますが、
ブログサイトであれば標準のテンプレートで十分使えますので、カスタマイズの必要もありません。
テスト運用のホームページ
本来の目的であるホームページを作る前に、テストに運用する用として自分で作るのに適しています。
無料のホームページ作成ツールで自分で作れば費用も掛かりません。
実際ホームページを作る際は、デザインや掲載内容、必要になるコンテンツや導線など決める事もあり、決定に至るまでにたくさんの事に悩みます。
頭の中で考えるより実際に作ってみた方が整頓もできますし、公開して他の方の意見を調査した上で本来のホームページを作る事により更に精度の高いホームページを作る事が出来ます。
また初の試みとして新規事業や通販ショップを始める際は、いきなり高額な予算をつぎ込むことは心配です。そのような場合のテスト用ホームページとしても向いています。
社内用のポータルサイト
企業によっては顧客や取引先に見てもらうホームページ以外に、一般公開せずに社内だけ使うホームページを作っている場合があります。
例えば、社内報代わり、社内における申請用紙をダウンロード、組織図を掲載、各種マニュアル書を格納、緊急連絡先を掲載などの為のホームページになります。
このようなホームページの場合は見るのは社内の人間だけですので、高いデザイン性は必要ありません。また掲載が主になるのでページもシンプルなレイアウトで十分なためテンプレートのカスタマイズや外注に依頼する必要もありません。機能も最低限の更新に必要な機能が備わっていれば十分ですので、自作で十分なホームページと言えます。
■まとめ|ホームページ作成ツール
本記事では、各ホームページ作成ツールの紹介や無料・有料のメリットやデメリット、選定方法、注意点、自作に向いているホームページの種類を説明してきました。
作成ツールは本当に種類が豊富ですので、選ぶ楽しさがありますが、その分選ぶ難しさもあります。
選定に迷った際は、まずは無料ツールから始めるのも手です。
ただ、無料ツールではできる事が限られていますので、いつかは有料プランへの切り替えが必要になる時があります。その際に別のツールを導入して一から作り直しにならないように、有料プランにする時のことも考え内容を良く確認しておきましょう。
ホームページ作成ツールでお悩みの際や、気軽に相談できるホームページ作成の依頼先をお探しの際は、下記エー・エムー・ティーまでお気軽にご連絡ください。
【この記事のライター】
AMT編集部
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